株式会社松永家具

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匠たち

木という自然素材を相手にする仕事では、すべてを機械にまかせることはできません。
頼りになるのは、人のチカラ。
MATSUNAGAの技術を支える匠たちの腕が、木材から美しいデザインの家具をつくりあげます。

お客さまがいつ購入しても、設計図と寸分違わず同じ規格でつくりあげること。
そして、最高のクオリティであること。そのために一切の妥協は許されません、信頼にお応えするために。
常に100%の情熱と、熟練の技(わざ)で納得のいく作業を極める匠たち。
これが、MATSUNAGAの神髄です。

最後の鉋(カンナ)が、完成度を高める。

工場長

工場長として製造工程全体を統轄していますが、木工部門に従事して40年以上、モノづくりの醍醐味を毎日感じています。

それぞれの木の特製を見極め、「どうして活かしてやろうか」と考えるところからはじまる家具づくり。木工部分でも多くの手数を必要とし、木材から製品になるまでは多くのスタッフの技術が支えています。

我々の仕事はやっぱり手しごと、角の仕上げひとつとってもささくれが出ていないか、表面はなめらかか。そんなとき、最後の鉋(カンナ)が完成度を高めてくれます。

お客様が手でさわるものだから、ぬくもりあるものに仕上げたい。
手仕事のよさはそういうところに出て来ますね。

見えないところまで、見てほしい。

塗装リーダー

木工部門で仕上げた部材を塗装していきます。
塗装の役割の第一は耐久性を高めるため、汚れも傷もつきにくいようにコーティングを施す作業です。

第二は、塗膜をつけて木目の持つ美しさをアップさせたり、色をつけることでMATSUNAGAの家具のデザインを際立たせる重要な役目だと感じています。

塗料をエアガンやハケを使って塗るのですが、大切なのは均一に同じ厚さで塗ることです。製品にもよりますが、下塗り(中塗り)、乾燥・研磨を繰り返し、仕上げ塗装を施します(1~2回)。組み上げた角の内側や、つなぎめ、抽斗の中など、ムラなく美しく仕上げていますから、ウラ側まで見てほしいですね。
目標は「親方越え」。自分がリーダーになれるよう鍛えてくれた前の塗装のリーダーを追い越し、もっと技術力を上げて真のリーダーを目指します。

梱包を解いたときのお客様の笑顔を思いながら。

まとめリーダー<組立て 検品>

木工・塗装がほどこされた部材を組立てて製品に仕上げる時、傷をつけないように時計も指輪も外し、作業台や工具にも布を巻いて細心の注意を払います。

そして次に大切なことは家具の「水平」「垂直」。各パーツの水平・垂直がでていないと、使ううちに狂いが生じ故障や変形の原因になります。できていて当たり前のことと思われるかもしれませんが、とても大切なことなんです。

前工程のスタッフの手間を思うと仕上げで失敗は許されないという緊張感がありますが、自分にとっては組立て工程がモノづくりの楽しさをいちばん感じられる部署ですね。

「やっぱりうちの家具はデザインも仕上げもいいよな」とMATSUNAGAの家具づくりにプライドを持って作業をしています。